50歳はまだ半分。これからの人生は自分で決める

50歳はまだ半分。これからの人生は自分で決める

年齢に対する考え方はいろいろあると思うのですが、私にとって50代はすごく楽しく、希望に満ちあふれた年代だと思っています。
しかも、これから先の人生を決める、重要な時期でもあります。
まさに、思秋期!

秋はギラギラした夏を終え、何をするにも最適な季節。
また、たくさんの味覚も楽しめます。
さらに、読書など文化面を楽しむもよし、スポーツをやるもよし。

何をやるにも最適な季節こそ秋であり、私たちはそうゆう年齢に差し掛かっているわけです。

 

30代が「もう歳だから」というのは、まだ全体が見えていないからかも

先日30代の人とは話していて
もうババアだから、色々諦めなきゃね」
「そろそろ落ち着かないと」
のようなことを言っていました。

私としてはびっくり。
30代で諦めるんだったら、残りは何を楽しみに生きて生きて行けばいいのだろうかと思いました。

その彼女曰く、「もう若くないんだし、新しいことはできない」。
そんな風に言うわけです。

30代なんてまだまだ若いですし、そもそも若くなくても新しいことはできるし、落ち着くなんて必要はありませんよね。

そう言ってしまうのは、人生の長い道のりが見えていないからなのかも知れません。

そして、ふと考えるわけです。
50代って、どういう年だろうって・・・。

私は思うには、すばらしい年頃。

思春期に準えて「思秋期」なんて言ったりしますが、確かに春はいろいろなものが芽生え、楽しい季節でもあります。

けれども、秋だってステキな季節。春以上に美味しいものに満ちあふれ、紅葉はキレイだし、楽しいことばかりだと思いませんか?

30代が「もう歳だから」というのは、まだ全体が見えていないからかも

数字の上でもすばらしい時期

これは数字の上でもそうなんです。

人生60年であるならば、50歳はもう晩年。

「そろそろマジで落ち着こうよ」という年かもしれません。

でも今は、人生95年なんて言われています。
100歳を超える人だって、決して珍しくはなくなっているわけです。

こう考えると、人生100歳だと50歳はちょうど真ん中、ターニングポイントのはず
30歳なんてまだまだ子供のようなものです。

平均年齢を考えて人生85歳だとしても、50歳はまだ、ピークをちょっと過ぎたところくらいですよね。

社会的なことを学び、自分の意思で決められるようになり、この先35年をどういう風に着ていくかとやっと自分で決められるようになったと言っても過言ではありません。

 

50になったら、自分のこれからを真剣に考えるべき

至って個人的な考えですが、50代でこれから先の人生のことを考えるべきだと私は思っています。

それはどういう風にお金を稼いでいくか?という意味も含まれてますが、メインは「どう楽しんで行くか」。年金に不安を感じている人もいるかもしれませんが、本当に必要なのは「不安だ、不安だ」と言って暗くなってしまうことでは、どう対処していくかではないかと思うんです

先日、ある調査では、「老後に年金の不安がある」。または、「貯蓄がないから不安だ」という人が半数以上いると言う結果がありました。それなのに、「実際に自分がどれぐらいの年金をもらえるのかを把握している」と回答した人は、わずか10%ぐらい

これって、やみくもに不安を感じてるだけのような気がします。

例えば、将来お金が足りないということが具体的に分かれば、「いくら足りない。だから、どうやって稼げばいいのか?」という風に考えればいいはずです。

また、その中で、いかに楽しみながら生きていくか?ということも考えれば、いくらでも方法はあるわけです。

 

ミドルエイジってまさにぴったりな言葉

そういえば、ミドルエイジとって何歳ぐらいのことだと感じますか?

これは「中年」と言われていたものを聞こえが悪いからと言って、英語にしたものです。

ちなみに中年をについてアンケートをとった NHK のデータがあります。これによると中年のイメージはは40.0歳から55.6歳まで。50代も半分までしか中年じゃないのですね(笑

でも、女性の方が開始年齢、終了年齢とともに遅く、さらに年をとると遅くなるということが分かっているそうです。

話がそれましたが、私は中年という言葉はなんかダサくて絶対に中年なんて言われたくないと思う反面、ミドルエイジという言い方は言い得て妙だなと思います。まさに「真ん中の年」だからです

これまでの経験を踏まえて、これからの人生をどう考えるかを自分の足で決められるようになる年頃。それが、ミドルエイジです。

これから先、長く稼げる資格を取るという人も(ちょっと記憶力はピークよりは劣ってしまいましたが)、まだまだ間に合います。

新しい仕事に就きたいという人も、就職という意味では不利かもしれませんが、自分で始めるということも含めればまだまだやり用はあります。

何をやるにしても知恵がついてやりやすくなっているのは事実。
これからの人生は自分の足で楽しみながら歩いて行く。
人生が長くなった今、新しい中年感が生まれているのかもしれませんね。

50代なんてまだまだ若い!

残りの人生を楽しむために、新しいチャレンジをすることも良いかと思います。

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